物質の夢想 @ キナーレ 【2016冬企画展】


越後妻有里山現代美術館[キナーレ]
2016冬企画展
「物質の夢想」
田中奈緒子

キナーレ1

キナーレの受付のところにあります。

3点です。


未来の投影2

「未来の投影 - 椅子たち」

小さな歪められた椅子。

自由であるはずの子供の、
物理的な圧力ではなく、
社会による内面からの歪みを表現。

希望に疑問を持ち、
未来とは圧力であるということ。


未来の投影3

未来の投影4

「未来の投影 - 教室」

廃校の小学校の記憶が忘れ去られていく。

地面は過去の記憶から成り立っていて、
そこに沈み込んでいくということ。

しかし、
ひとたび本を開くとそこから過去の記憶が蘇り、
浮かび上がってくる!


ゆきの故郷6

ゆきの故郷5

ゆきの故郷7

「ゆきの故郷」

冬の出稼ぎの記憶。

雪の様に消えていく記憶を、
光と影で表現。

光の場所によって影の形が変わります。



初日は作家の田中奈緒子さんの解説が聞けました。

田中奈緒子8

大地の芸術祭2015では、
奴奈川キャンパスにあった作品。

場所が変わるとイメージも変わるようです。

歪められた椅子は、
粘土で作られたんですね。

小さい椅子を曲げたのかと思ってました(笑)