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温泉街の道普請「公力」とは


各集落で「道普請」と言われている、
共同作業。

草刈りや雪掘りですね。

この温泉街がある湯本下湯集落では、
「公力」と言います。


春は、
雪囲い外し。

夏は、
草刈り。

秋は、
雪囲い。

冬は、
雪掘り。


雪掘りをする場所は、
「薬師堂」「温泉センター鷹の湯」
「ガス庫」です。

鷹の湯2階は、
湯本下湯集落の集会所になっています。

総会や豆まきに使いますね。

ガス庫は、
昔ガスボンベを仕舞っていた倉庫で、
今はガスではない物置です。

看板やガードレールとかが入っています。

今回は、
個人的に初の3か所除雪でした。


まずはガス庫。

はしごで雪の壁を登り、
さらにはしごで屋根に上ります。

ガス庫1

いい天気。

後ろをすけるのが大変なので、
全部は落とさず。

すいません。

続いて温泉センター鷹の湯。

温泉センター鷹の湯2

ここもすごい量。

後ろは露天風呂なので落とせません。

側だけ落として真ん中はちょっと残ってます。

ここで環境部長「十一屋さん」が薬師堂方面に電話。

全然終わらないとのことで救援に。

薬師堂は、
まずたどり着くのが大変。

そして後ろ側を開けるのが大変。

薬師堂3

波板を何枚もつなげて無事掘り出しました。


前にまつろぐにも書きましたが、
この公力は、
集落のコミュニケーションにおいて、
重要な役割を果たします。

一緒に作業する一体感。

近所だけどあまり顔を合わさない人もいるかもしれませんし。

そしてこの集落で暮らしていくため、
公共の場などみんなで使うところは、
みんなで守っていかなければいけませんね。

公力4


外湯(そとゆ)とは?


先ほど、
「こちらって外湯はありますか?」
ってフロントで訊かれまして、
「温泉街に温泉センター鷹の湯があります。」
と答えました。

「こちらにはないんですね。」
と言われました。


ある温泉地に行った時に、
旅館の従業員に「外湯はありますか?」
って訊いたことがあるんですが、
外湯が何なのかわからないような対応でした。

多分外湯を、
露天風呂のことだと思ってるのではないかと思います。


このような事が何回かあるんですが、
私が思ってる「外湯」って、
合ってるのか心配になりますね。

ちょっと調べてみました。

wikiによると、
旅館の「内湯」に対して、
入浴のみの「外湯」って感じでした。

それでいいんですよね。

間違ってないですよね。(笑)

これは、
「外湯めぐり」という言葉が、
一般的に普及してないのが原因ではないかと考えられます。

いや、
違いますね。

「内湯がないところに入浴施設が多くなりすぎ」
ということではないかと。

これでは内とか外とか関係ないですもんね。

外湯があるのは古い温泉地、
昔ながらの温泉街ってことでいいんでしょうか。