翔ぶが如く
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すでに遣韓が留守内閣で決まって、
三条実美を通して勅命も受けたものを、
どうひっくり返すのか。
ここで伊藤博文が奔走します。
三条実美、岩倉具視に働きかけ、
なんとか大久保を動かすんですね。
征韓論も基本的にはロシア対策なんですが、
打って出る余裕はないってことでしょう。
他の大国に潰されるってこと。
ここまでは大久保がほぼ動かないんですね。
木戸も動かない。
桐野がクーデターを起こして、
殺される可能性もあるし。
裏で動いていたのは、
伊藤博文、井上馨、大隈重信になるのかな。
そして外遊組が帰ってきて廟議が開かれます。