翔ぶが如く 2


翔ぶが如く
2


すでに遣韓が留守内閣で決まって、
三条実美を通して勅命も受けたものを、
どうひっくり返すのか。

ここで伊藤博文が奔走します。

三条実美、岩倉具視に働きかけ、
なんとか大久保を動かすんですね。


征韓論も基本的にはロシア対策なんですが、
打って出る余裕はないってことでしょう。

他の大国に潰されるってこと。


ここまでは大久保がほぼ動かないんですね。

木戸も動かない。

桐野がクーデターを起こして、
殺される可能性もあるし。

裏で動いていたのは、
伊藤博文、井上馨、大隈重信になるのかな。


そして外遊組が帰ってきて廟議が開かれます。