レアンドロ・エルリッヒ展
見ることのリアル
森美術館
六本木に行ってきました。
エルリッヒ展です。 pic.twitter.com/p8JYFwESgX
— 村山 和典 (@nori_murayama) December 13, 2017
撮影可、フラッシュ不可。
たくさんあったので、
いくつか紹介。
反射する港
(2014)
水に浮かんでる感じを表している作品。
当たり前のことを疑えということ。
雲
(2016)
何枚ものガラスで立体的に見せています。
雲に国の名前が付いています。
人間は変わっていく地形に勝手に国境を作って国にしているとか、
っていうのを表しているみたい。
星座もそうだし、
多分心霊写真もそうかもね。
勝手な解釈。
教室
(2017)
新作。
実像と虚像の混在ですね。
ガラスの向こうに亡霊のように映り込んでます。
過去の記憶や少子化・過疎化問題と向き合う。
失われた庭
(2009)
三省ハウスにあった作品かな。
説明見忘れた。
庭を覗いている自分が、
何人か見えるんですけど、
どうなってるんでしょうか。
試着室
(2008)
これも説明見てないけど、
迷路的な感じ。
黄金の額
(2007)
向かい側にも同じものがあって、
合わせ鏡のようになってます。
美容院
(2008/2017)
壁の向こうにも同じ部屋があって、
双子がいると面白いでしょうね。
建物
(2004/2017)
建物の壁にぶら下がってみる。
これは面白い。
建物は垂直に建っているはず、
ってことを利用した作品。
階段
(2005)
模型ですが、
こういうのもいいですね。
タワー
(2008)
写真ですが、
これも面白い。
1階から覗くと、
上にいる人が見えるっていう、
リアルにあったらよかったのに。
時間がなくて、
急いで回りましたが、
やはり時間をかけて見るべき。
いや、
見るというより、
楽しむという感じ。
体験型が多いですね。
作品の多くは、
既成概念にとらわれず、
当たり前を疑うというか、
何て言うんでしょうか。
空間の上下とか、
鏡であるとか、
面白いですね。
大地の芸術祭も楽しみです。