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カルティエ、時の結晶 @ 国立新美術館


Cartier,
Crystallization of Time

カルティエ、時の結晶

国立新美術館


最終日に行ってみました。

まあまあ混んでる。

写真は一部可。

音声ガイド並んでるなと思ったら、
なんと無料でした。

スマホみたいなもので、
場所に近づくとボタンが現れるというもの。


「イントロダクション」

1908年製造の大きな時計を、
逆行化して修復。

通路の真ん中に鎮座し、
インパクトあり。

横を通って進みます。


「序章」
時の間
ミステリークロック、プリズムクロック

時計の針が浮かんで見えるって物。

様々な職人が携わり完成まで時間がかかります。


「第1章」
色と素材のトランスフォーメーション

色彩の組み合わせが独特らしいです。

素材の探求もすばらしく、
カワセミの羽根や化石化した木など、
ジュエリーっぽくないものを使っています。


「第2章」
フォルムとデザイン

動きを感じさせるつくりや、
偶然を取り入れるデザイン。


「第3章」
ユニヴァーサルな好奇心

世界各国の文化や自然など、
インスピレーションの源になるってことです。

ここからは写真OK。

カルティエの考え方や歴史ですね。

そして宝石と空間の融合というか、
空間の中に宝石をどう置くか。

そして全体の部屋自体がアートってことですね。

ショップの図録の数がすごいぞ。

そして、
どんどん売れる。

そして、
スタッフが奥からどんどん持ってくる(笑)。



クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime @ 国立新美術館


クリスチャン・ボルタンスキー
Lifetime

国立新美術館


小雨の中、
国立新美術館に。

ボルタンスキーさんの、
日本では過去最大の回顧展だそうです。

これは見なければ。


撮影は一部OK。

前半はほぼNG。

記憶や死といった感じのものが多いかも。

カーテンみたいな作品があり、
そこを通るとは思わず戻ったら、
「そちらからどうぞ」的になりました(笑)。


「幽霊の廊下」(2019)

幽霊の影絵的なものは、
最後の教室にもあったかな。


「ぼた山」(2015)

黒い服が積まれている作品。

大地の芸術祭では、
地元民の古着が積まれていましたが、
これは炭鉱の町で作られた作品。

黒くなり個性がなくなったものになっています。


「スピリット」(2013)

天井から下がるヴェールは、
今までの作品と関連するものが印刷されています。

霊魂のイメージなのか、
今も作品は生きているってことなのか。


「アニミタス(白)」(2017)

カナダ北部の厳しい環境での撮影動画。

物体を残すのではなく映像のみで、
神話を作り出すってことのようです。


「発言する」(2005)

近づいたら話かけてきます。

質問ですね。

日本語のあと、英語で繰り返します。

びびった。


「ミステリオス」(2017)

パタゴニアで撮影された映像。

ラッパ状のオブジェで、
クジラとコミュニケーションをとろうとしたものです。

クジラは人間の知らないことを、
知っているのではないかってことかな。


「白いモニュメント、来世」(2019)

来世って書いてあるとこをくぐると、
撮影禁止になります。

その手前には、
コンクリートジャングルなのか墓地なのか、
彷徨い歩くってことみたい。


展覧会全体を作品として見せるってことみたいですね。

ゆりかごから墓場まで。

また大地の芸術祭で会えるでしょうか。



ルーヴル美術館展 @ 国立新美術館


ルーヴル美術館展
肖像芸術 - 人は人をどう表現してきたか

国立新美術館


荒木飛呂彦原画展のポスターを見て向ってみたら、
まだやってないらしいことに気づき、
せっかくだからルーヴル美術館展。

音声ガイドは高橋一生さんです。

ルーヴル美術館で、
肖像芸術のくくりってことです。

プロローグ マスク-肖像の起源

1. 記憶のための肖像

2. 権力の顔

3. コードとモード

エピローグ アルチンボルド-肖像の遊びと変容


時系列ではなく、
種類に分けてあります。

個人的には古代ローマ。

ティベリウスのトーガ姿がよかったです。

ローマ人の物語を読んでると、
コインに顔が描かれているのは分かりますよね。

肖像画の使われ方や、
見るべき点とか。

やはり絵は歴史ですよね。

顔ハメパネルがありました。(笑)


客層としては、
年配の女性が多いです。

歌舞伎とか見てそうな大マダム。

時間とお金があるんでしょう。

あと、
Tシャツだと寒いです。

外は暑いけど。