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平成25年度 地熱開発理解促進シンポジウム


先日、
地熱開発理解促進シンポジウムが行われました。

基調講演、基調報告、
パネルディスカッションです。


再生可能エネルギーで伸びているのは、
太陽光発電のようです。

しかし曇ればダメなわけで、
効率が悪い。

国は今後、
浮体式洋上風力発電に力を入れるんでしょう。

そして輸出!


地熱発電は気候に左右されにくく、
安定して供給できるところがポイント。

そして、
多段階で利用が可能なのも魅力。

蒸気の時の利用、
熱水の時の利用、
温水の時の利用など、
片桐に捨てるところなし!みたいな感じ。


地熱は温泉が枯渇するかも、
って話は新たにそれ用に掘るってことでしょう。

松之山は余ってるのを使うので、
枯渇もなにもないです。

前にも言ったけど、
国が乱掘を防止していかないとダメでしょうね。


視察旅行 2013 ~杉乃井ホテルの自家発電~


別府で泊まった杉乃井ホテルは、
自社で地熱発電してるんですね。

その見学。

建物がデカイので電気もいっぱい使うでしょうね。


バスで山の方に登ると発電所がありました。

杉乃井発電1

ホテルで使ってる電気の55%を自家発電で賄ってるみたいです。

杉乃井発電2

復水器と冷却塔の間に、
冷却装置があります。

これがシャーリング。

完全に外で冷やしてますね。

棚湯的な感じ。

杉乃井発電3


視察旅行 2013 ~八丁原地熱発電所~


国内最大規模の地熱発電所。

八丁原地熱発電所です。

はっちょうばるね。

八丁原地熱発電所1

まさかの雪。

除雪車が出たみたいです。

標高は1100mですし、
寒いですよ。


八丁原地熱発電所2

こちらはタービンを回したあとの蒸気を冷やしてお湯になったものを、
空気で冷やすための冷却塔。

ここで冷やした水を復水器に戻して、
蒸気をお湯に戻します。

そのお湯がまたこの冷却塔へ。

これにより復水器に真空がかかり、
タービンがさらに回るって話。

これは知らなかった。


八丁原地熱発電所3

タービンを回す場所かな。

広い。

八丁原地熱発電所4

これがタービンの実物大のようです。

デカイ。

重さ30t。

これが1秒間に60回転するんでしょうか。


やはり熱水は地下に還元するようです。

熱水が枯れないようにでしょう。

八丁原地熱発電所5


視察旅行 2013 ~小浜温泉~


降り立ったのは長崎空港。

大村湾の上に造られた空港ですね。

そこからバスで小浜温泉へ。


小浜温泉って初めて知りました。

泊まったところは、
春陽館。

小浜温泉1

今回は温泉熱による発電の視察。

なんと源泉の温度は100℃。

確かにお風呂の源泉に触ったら、
熱い。

松之山温泉は90℃以上あるけど、
引いてくる間に冷めて湯舟に入るのは70~80℃くらいかな。

それに比べれば、
そうとう熱い。

もちろん加水してます。


旅館は15軒。

しかし飲食店が結構多い。

スナックも結構あります。

小浜ちゃんぽんをいただきました。

小浜温泉2


翌朝は朝食後に足湯や蒸し窯を見てきました。

小浜温泉3

小浜温泉4

足湯は105mあるんですけど、
源泉が105℃ってことで合わせたみたいです。

ちなみに日本一長い足湯です。

蒸し窯は無料。

隣の観光センターで野菜を買って、
蒸し窯体験が出来ます。

時間がないのでやってません。


最後は温泉街のパティスリー。

パンを買おうって話で入ったら、
温泉あんぱんを発見。

小浜温泉5

うまい。

温泉が練り込んであるらしい。

パイ生地っぽいパンがちょっとしょっぱいのかな。

ここの温泉はちょっとしょっぱいんですね。

松之山ほどではないけど。

でも塩も作ってるみたい。

いっぱい使うと温泉臭くなるのかどうかはわかりません。


松之山温泉に似た規模。

松之山温泉に似た温泉。

さらに温泉熱でバイナリー発電ですからね。

決定的な違いは、
雪かな。

小浜温泉6