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未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか @ 六本木 森美術館


未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――
人は明日どう生きるのか

森美術館


未来の都市の考え方。

空に住むのか、
水の上に住むのか、
地下に住むのか。


未来の建築とは。

火星とかでどうやって家を建てるのか。

3Dプリンターとか、
コンピューターで制御してブロックごとに繋ぎ合わせるとか、
あの辺りはおもしろい。


未来の生活は。

食べ物はどうなるのか、
物体の素材は金属とかではなく植物由来のものになるのか。


身体はどうなるのか。

パラリンピックで義手義足などは注目されて、
生身よりも記録がでていたりしますね。


人間とはなんなのか。

心とは。


作品数も多く、
見どころ満載。

これは時間が足りないね。



ゴッホ展 @ 上野の森美術館


ゴッホ展
Vincet van Gogh

上野の森美術館


多分過去に何回もやっているであろう、
ゴッホ展。

初めて行ってみました。

今回は、
弟との関係性や、
書簡、
オランダ時代のハーグ派、
パリ時代の印象派、
とかの流れだと思います。

音声ガイドは、
杉崎花さんと小野賢章さん。

約35分600円。


流れの中で、
作風の変遷がおもしろいですね。


カルティエ、時の結晶 @ 国立新美術館


Cartier,
Crystallization of Time

カルティエ、時の結晶

国立新美術館


最終日に行ってみました。

まあまあ混んでる。

写真は一部可。

音声ガイド並んでるなと思ったら、
なんと無料でした。

スマホみたいなもので、
場所に近づくとボタンが現れるというもの。


「イントロダクション」

1908年製造の大きな時計を、
逆行化して修復。

通路の真ん中に鎮座し、
インパクトあり。

横を通って進みます。


「序章」
時の間
ミステリークロック、プリズムクロック

時計の針が浮かんで見えるって物。

様々な職人が携わり完成まで時間がかかります。


「第1章」
色と素材のトランスフォーメーション

色彩の組み合わせが独特らしいです。

素材の探求もすばらしく、
カワセミの羽根や化石化した木など、
ジュエリーっぽくないものを使っています。


「第2章」
フォルムとデザイン

動きを感じさせるつくりや、
偶然を取り入れるデザイン。


「第3章」
ユニヴァーサルな好奇心

世界各国の文化や自然など、
インスピレーションの源になるってことです。

ここからは写真OK。

カルティエの考え方や歴史ですね。

そして宝石と空間の融合というか、
空間の中に宝石をどう置くか。

そして全体の部屋自体がアートってことですね。

ショップの図録の数がすごいぞ。

そして、
どんどん売れる。

そして、
スタッフが奥からどんどん持ってくる(笑)。



徐々に美術館の入場者数が増えているのではないかという考察


NewsPicksで、
森美術館の塩田千春展が歴代2位の入場者数、
ってやってました。

コメントもしたけど、
これはすごい。

没入感がすごかったエルリッヒさんを超えてますからね。

期間はわかりませんが。


SNSは大きいですよね。

そして、
芸術祭が全国各地で行われている。

それがどんどん発信されている。

チームラボなどデジタルなものも、
昔はなかっただろう。

それがどんどん発信されている。

ネット上で、
アートに関することに触れる機会が、
増えていますよね。

そして、
行ってみようかなってなるのかな。

清津峡なんかもすごいですよね。

いまだに私は行ってませんが。

アートになって雑誌に発信されて、
個人に発信されて。


今後もアートは注目されて、
美術館や芸術祭にはたくさんの人が訪れると思います。

日本のアート市場はまだこれからでしょうし。



クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime @ 国立新美術館


クリスチャン・ボルタンスキー
Lifetime

国立新美術館


小雨の中、
国立新美術館に。

ボルタンスキーさんの、
日本では過去最大の回顧展だそうです。

これは見なければ。


撮影は一部OK。

前半はほぼNG。

記憶や死といった感じのものが多いかも。

カーテンみたいな作品があり、
そこを通るとは思わず戻ったら、
「そちらからどうぞ」的になりました(笑)。


「幽霊の廊下」(2019)

幽霊の影絵的なものは、
最後の教室にもあったかな。


「ぼた山」(2015)

黒い服が積まれている作品。

大地の芸術祭では、
地元民の古着が積まれていましたが、
これは炭鉱の町で作られた作品。

黒くなり個性がなくなったものになっています。


「スピリット」(2013)

天井から下がるヴェールは、
今までの作品と関連するものが印刷されています。

霊魂のイメージなのか、
今も作品は生きているってことなのか。


「アニミタス(白)」(2017)

カナダ北部の厳しい環境での撮影動画。

物体を残すのではなく映像のみで、
神話を作り出すってことのようです。


「発言する」(2005)

近づいたら話かけてきます。

質問ですね。

日本語のあと、英語で繰り返します。

びびった。


「ミステリオス」(2017)

パタゴニアで撮影された映像。

ラッパ状のオブジェで、
クジラとコミュニケーションをとろうとしたものです。

クジラは人間の知らないことを、
知っているのではないかってことかな。


「白いモニュメント、来世」(2019)

来世って書いてあるとこをくぐると、
撮影禁止になります。

その手前には、
コンクリートジャングルなのか墓地なのか、
彷徨い歩くってことみたい。


展覧会全体を作品として見せるってことみたいですね。

ゆりかごから墓場まで。

また大地の芸術祭で会えるでしょうか。



塩田千春展 魂がふるえる @ 六本木 森美術館


塩田千春展
魂がふるえる

森美術館


「どこへ向かって」

大海に浮かぶ小舟が、
先の見えない未来を連想。

まだエスカレーターの入り口なのに、
早くも作品がでてきます。


六本木ヒルズに来ました。

塩田千春さんは、
大地の芸術祭の下鰕池の作品「家の記憶」でおなじみですね。

今回の塩田千春展は、
25年間の活動を体験できる過去最大規模の個展ということです。

撮影できるとこと、
できないとこがありました。


「手の中に」


「不確かな旅」

赤い糸で、
これからの多くの出会いを示唆しているのではないかと。


自分が作品と一体になっている感覚。

そして自身が作品に現れなくなり、
「不在のなかの存在」を表現してくるんでしょうね。

いろんなも物に記憶が残っていて、
服にも洗っても落ちない記憶がある。

この辺りはボルタンスキーさんに似てるかな。


「静けさの中で」

隣の家が火事になった記憶から。

黒い糸は負のイメージでしょうか。

そう考えると「家の記憶」は、
そういうイメージなのかな。

そんなことはないだろう。


「時空の反射」

真ん中に鏡があります。

実際のドレスと鏡の中のドレス。

そして鏡の裏側にもドレスがあり、
実際のドレスはどれなのか。

これは不在のなかの存在も、
よくわからない感じに表してるのかな。


「内と外」

空間の境界を表しています。

どこかで見た作品だと思ったら、
金沢21世紀美術館で見た「記憶の部屋」ですね。

ベルリンの壁崩壊後の窓枠を使っているようです。


「集積-目的地を求めて」

蚤の市で見つけたスーツケース。

約430個。

いろんな旅をしてきた記憶がつながっているのか。

「不確かな旅」と同じように、
これからの旅の出会いを示唆しているのか。


ドイツではマリーナ・アブラモヴィッチさんに師事していたらしいです。

ここでも大地の芸術祭の作家さんが出てきますね。

上湯の「夢の家」もおもしろいです。


基本的には、
不在の中に存在を感じさせるってことでしょうか。

様々な物の記憶、
今後の未来。

そして、
自然との一体化。



ル・コルビュジェ 絵画から建築へ ― ピュリスムの時代 @ 国立西洋美術館


国立西洋美術館開館60周年記念
ル・コルビュジェ
絵画から建築へ ― ピュリスムの時代

国立西洋美術館


初めて国立西洋美術館に入りました。

設計はコルビュジェですね。

そして今回は展覧会も。

音声ガイドも借りて、
建物自体の解説も聴きました。

入るとまずはいろんな模型。

この1階部分は撮影可。

おもしろい造りですね。

2階に上がると、
絵画や家具があります。

撮影不可。

ル・コルビュジェの本名は、
シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ。

キュビスムがブームだったけど、
ピュリスムを唱えました。

似てるので、
見ても違いがいまいちわからない。

どちらも分解して単純化して、
多面的に表現するんだろうけど。

多分、
生活に根付いた日常の工業製品が多い。

瓶とギターが多いね。


常設展も見れました。

そこでキュビスムが。

ここは写真OKです。

アルベール・グレーズの、
「収穫物の脱穀」。

幾何学的な感じです。

雰囲気はわかりますかね。


遠近法ではないとかってところは、
昔の日本画にもありましたよね。

この辺りはチームラボにも出てきてたかな。

ポイントは多方向から見たものを2次元に表現する。

ちょっと違うけど、
これに「階段を降りる裸体、No.2」みたいな時間を表現すると、
わけがわからなくなりますね。

もう写真があるわけだから、
写真には写らないものを1枚の絵にする、
ってとこがおもしろいんでしょう。



ミラクル エッシャー展 @ 上野の森美術館


生誕120年 イスラエル博物館所蔵
ミラクル エッシャー展

上野の森美術館


音声ガイドはバカリズムさんです。

多分みんな知ってるんじゃないかなっていう、
目の錯覚的な絵。

だまし絵ですね。

これを描いたのがエッシャー。

マウリッツ・コルネリス・エッシャ-。

あれって版画だったんですね。

これはおもしろい。

撮影はダメなので、
何言ってんだかぜんぜんわからんとは思うが。

水が流れていって、
いつの間にか上からまた流れているやつとか。

柱があべこべの遠近感的なやつとかね。


8つのキーワードがありました。

「科学」「聖書」「風景」「人物」「広告」「技法」「反射」「錯視」

個人的には、
版画の技法がいろいろあって、
組み合わせながら新しいものを作っていくっていうのがすごいなと。

まあ素人なので、
多分すごさがわかってないとは思うけど。


メタモルフォーゼなんかもすごいね。

思いつかないですもん。

循環してまた戻ってくる。


最後はなんかデジタルを用いて、
自分が作品に入り込める感じのコーナーがありました。

これもすごい。


図録買っちゃいましたよ。

図録っていうんですね。

ガイドブック的なやつ。



ルーヴル美術館展 @ 国立新美術館


ルーヴル美術館展
肖像芸術 - 人は人をどう表現してきたか

国立新美術館


荒木飛呂彦原画展のポスターを見て向ってみたら、
まだやってないらしいことに気づき、
せっかくだからルーヴル美術館展。

音声ガイドは高橋一生さんです。

ルーヴル美術館で、
肖像芸術のくくりってことです。

プロローグ マスク-肖像の起源

1. 記憶のための肖像

2. 権力の顔

3. コードとモード

エピローグ アルチンボルド-肖像の遊びと変容


時系列ではなく、
種類に分けてあります。

個人的には古代ローマ。

ティベリウスのトーガ姿がよかったです。

ローマ人の物語を読んでると、
コインに顔が描かれているのは分かりますよね。

肖像画の使われ方や、
見るべき点とか。

やはり絵は歴史ですよね。

顔ハメパネルがありました。(笑)


客層としては、
年配の女性が多いです。

歌舞伎とか見てそうな大マダム。

時間とお金があるんでしょう。

あと、
Tシャツだと寒いです。

外は暑いけど。



チームラボ☆踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地 @ 新潟県立万代島美術館


NewsPicksを見てるとよく出てきていた、
チームラボ。

ある日コンビニでポスターを見て、
新潟でやるのかと。

行ってみました。


新潟県立万代島美術館。

朱鷺メッセのとこですね。

初めて入りました。

チームラボ☆
踊る!アート展と、
学ぶ!未来の遊園地

花と人、コントロールできないけれども、共に生きる

壁とか触ると花が咲いたり増えたり。


Nirvana

升目画とデジタル。


世界はこんなにもやさしく、うつくしい

漢字が降ってきて影で触ると、
その世界が現れる。

海を触ると海になるとか。


すべって育てる! フルーツ畑

滑り台を滑べってボールに触れて、
それが飛び回りフルーツを育てる。

人は太陽の光として滑り降りるってことみたいです。


グラフィティネイチャー – 山と谷

自分が描いたものをスキャンすると、
現れます。

花が咲いたり散ったり。

動物を踏むといなくなったり。

自然との共生。


お絵かきタウン

自分で描いた絵で街ができていきます。

触ると動いたり。


小人が住まうテーブル

テーブルに何か置いたりすると、
小人は反応します。


追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして超越する空間

部屋全体を使った映像作品。

作品と一体になっている没入感ですね。


お絵かきタウンペーパークラフト

自分で描いた絵をスキャンすると、
展開図になって印刷され、
組み立てることができる。


最近のアートは体験型が多いですね。

旅行もそうですけど。

チームラボはテクノロジーとアートですかね。

ほとんどの作品が一点ものというか、
その時にしかないものを見て感じて、
作品と一体化してとか。

観賞者も作品の一部になって、
一緒に作品を作っている。

見に来ている人は、
私以外100%ファミリーでした。

平日にも関わらず。

小さいころからこういうのを見て、
体感して、
アートに触れていると、
違うかもしれませんね。

ただ、
田舎にいると自然との共生なので、
こういうことなんだろうなと。

自然がないところで、
自然との共生を感じてもらうというか。