カテゴリー別アーカイブ: 大地の芸術祭

【越後妻有2021】越後妻有里山現代美術館MonETリニューアルオープン企画展 森山大道 彼岸は廻る 越後妻有版「真実のリア王」


越後妻有里山現代美術館
MonET

キナーレがリニューアルして、
MonET(モネ)になりました。

常設作品が替わっていたりします。


MonETリニューアルオープン企画展
森山大道
彼岸は廻る
越後妻有版「真実のリア王」

2003年に訪れたときの写真のようです。


2階に上りエルリッヒさんの、
「Palimpsest:空の池」。

この窓は写真を撮りやすいように、
真ん中の柱を取り外したようです。


「Resounding Tsumari」
マルニクス・デネイス

3Dグラフィックの中を、
操作しながら移動する感じです。

体験型。


「movements」

小さな時計がいっぱいぶら下がっていて、
秒針が動いているのがわかります。


「エアリエル」
ニコラ・ダロ

空気圧で動くロープにより、
動く作品。

地域の民具もピストンにより音がでます。


「16本のロープ」
イリヤ&エミリア・カバコフ

旧ソ連の圧政があり、
その暮らしの中での会話がロープにぶら下がっています。

記憶ですね。


「Force」
名和晃平

黒いシリコーンオイルが天井から落ち、
固体なのか液体なのか、
重力を可視化する作品。


シアターができてます。

ここにも森山大道。


「遠方の声」
中谷ミチコ

記憶が窓の外の雪原に投影されてるような作品。

彫刻になるんでしょうか。


リニューアルということで、
常設の新作も紹介しました。

動きのある作品が多いですね。


Museum on Echigo-Tsumari

〒948-0003
新潟県十日町市本町六の一丁目71番地2
越後妻有交流館キナーレ内


アゴ展 -噛みしめて生き物の進化- @ キョロロ【越後妻有2016夏】


森の学校キョロロの、
夏企画展が始まっています。

キョロロ2016夏企画展1

その魅力にガクガク!
アゴ展
-噛みしめて生き物の進化-

その魅力にガクガク!アゴ展-噛みしめて生き物の進化-2

入ると最初にあるのが模型です。

研究員さんが作ったみたいですね。

棒を動かすとバッタのアゴの動きがわかります。

多分中に入って、
別の人が棒を動かすと、
噛まれた感じになるってことです。

自分で入ると棒を動かせないかな。

棒を動かして下からアゴの動きを見るのが正解かもしれませんね。

キョロロ2016夏企画展3

キョロロ2016夏企画展4

壁の上に水色の骨が飾ってありますが、
違う生物の物が並んでいるんですね。

名前もありました。


アゴの役割は生物によって違ったり、
それは進化によるものであったり、
勉強になりますね。

そして蛇はすごいです。

キョロロ2016夏企画展5

動画が流れてますが、
これは必見。

ちょっと笑えます。

10分後とか。


芸術祭の時みたいに、
アート的なものよりも、
キョロロらしいマニアックな感じがしますね。

こういう視点が特化したものは、
いろいろできますね。

もちろん専門家集団がいてこそです。

キョロロ2016夏企画展6

その魅力にガクガク!
アゴ展
-噛みしめて生き物の進化-

2016年7月16日~9月19日
9:00~17:00(入館16:30まで)
火曜日休館(火曜日が祝日の場合は翌日休館)
8月無休


みえない いと @ 絵本と木の実の美術館【越後妻有2016夏】


絵本と木の実の美術館、
2016夏の特別企画展が始まってます。

絵本と木の実の美術館1

受け付けは入り口ではなく、
体育館と校舎の間。

中里繪魯洲×田島征三コラボレーション展覧会
「みえない いと 
月の闇がつなぐ苔と、ヤギと、鉄鉱石と、風と、ヒトと、」

みえないいと2

この球は、
黒倉のゆくたまくるたまに似てますね。

みえないいと3

兜をかぶると、
万華鏡になってます。

みえないいと4

クマがいろいろ飾ってあります。


みえないいと5

空間絵本の本領発揮。

ハンドルを回すとカラクリによって、
音が出ます。

みえないいと6

コラボですね。


Hachicafeに行くと、
外でグリーンマンが月と走ってました。

グリーンマン7

やじろべえと風見鶏が合わさったもの。

グリーンマンは苔ですが、
定期的に霧吹きが噴射され、
重みで動くようです。


Hachicafeのランチは、
バゲットとパンのみでした。

Hachicafe8

田舎食パンを使った、
スペシャルトーストプレート(ドリンク付き)
春 たっぷりチーズベーコン
をいただきました。
(1000円)

ドリンクやスイーツは結構種類がありましたね。

夏休みに入れば、
ランチメニューが変わるかもしれません。

まだ7月はそれほど忙しくないでしょうし。

Hachicafe9

中里繪魯洲×田島征三コラボレーション展覧会
「みえない いと 月の闇がつなぐ苔と、ヤギと、鉄鉱石と、風と、ヒトと、」

2016年7月2日~11月29日
10:00~17:00
休館:水木曜(※8月は3(水)、24(水)、31(水)のみ休館)
※臨時休館:9月12日(月)、16日(金)


どうしてみんな、花が好き? @ 農舞台【2016夏企画展】


まつだい農舞台の、
2016夏企画展が7月2日から始まっています。

農舞台2016夏企画展1

城山出入口から入るとすぐに作品が。

農舞台2016夏企画展2

「白い花の傘 Echigo tsumari wall version」
ミレイヒロキ

受付で単品500円で入りました。

入るとほとんどが撮影禁止。

農舞台2016夏企画展3

人それぞれ好きな花が違い、
花によって人によって受ける印象が違うんですね。

個人的に良かったのは、
小松宏誠さんの作品「Lifelog_turquoise」。

死んでいると思われる小鳥から、
花が咲いている作品3点。

これは見るべき。

レアンドロ・エルリッヒの「見えない庭」もおもしろい。

そして、
階段に花の映像が流れる、
松尾高弘さんの作品「Flowerfall」。

これも見るべき。

農舞台2016夏企画展4

黒板の教室では、
好きな花を書いてくださいとのこと。

まだ誰も書いてないかな。

農舞台2016夏企画展5

資料館に行くとあるのが、
上野雄次さんの「暴走花いけ号 IORI in 農舞台」。

これは走るのか走らないのか、
花がどんどん追加されるのか。

農舞台2016夏企画展6

農舞台の前には、
ミレイヒロキさんの「越後妻有からの花の道しるべ」があり、
高いところから見られるようになってます。


これだけあればあなたも好きな花が見つかるかもしれませんね。

https://twitter.com/onsen_fukuzumi/status/7512335388511641607

Why does everyone love flowers?
どうしてみんな、花が好き?

2016年7月2日~9月4日(日)
まつだい「農舞台」ギャラリー
10:00~17:00
水曜休館(8/10、17は開館)


光の回廊 @ 農舞台 【越後妻有2016冬】


光の回廊

越後妻有2016冬
農舞台

高橋匡太


農舞台の冬の期間限定イベント、
光の回廊に行ってきました。

混んでると思い、
車は駅に置いて歩きましたが、
混んでなくて車で農舞台まで行けましたね。

光の回廊1

光の回廊2

農舞台の下に何かありますね。

光の回廊3

赤鬼がいました。


受け付けは農舞台の中の企画展の受付と一緒です。

1人500円。

光の回廊4

受付先の階段を下りて突き当り左のドアを開けます。

光の回廊5

かまくらみたいな感じのスタート。

光の回廊6

雪原にLEDが照らされてます。

光の色が変化しますね。

光の回廊7

光の回廊8

多分、
ここまで雪が少ないと思わなかったでしょうね。

雪の壁やトンネルになる予定だったと思います。

急きょ設計変更でしょう。

光の回廊9

最後の直線だけ雪の壁になってます。

来年もやりますでしょうか。

雪が多ければ全然違うでしょうね。


物質の夢想 @ キナーレ 【2016冬企画展】


越後妻有里山現代美術館[キナーレ]
2016冬企画展
「物質の夢想」
田中奈緒子

キナーレ1

キナーレの受付のところにあります。

3点です。


未来の投影2

「未来の投影 - 椅子たち」

小さな歪められた椅子。

自由であるはずの子供の、
物理的な圧力ではなく、
社会による内面からの歪みを表現。

希望に疑問を持ち、
未来とは圧力であるということ。


未来の投影3

未来の投影4

「未来の投影 - 教室」

廃校の小学校の記憶が忘れ去られていく。

地面は過去の記憶から成り立っていて、
そこに沈み込んでいくということ。

しかし、
ひとたび本を開くとそこから過去の記憶が蘇り、
浮かび上がってくる!


ゆきの故郷6

ゆきの故郷5

ゆきの故郷7

「ゆきの故郷」

冬の出稼ぎの記憶。

雪の様に消えていく記憶を、
光と影で表現。

光の場所によって影の形が変わります。



初日は作家の田中奈緒子さんの解説が聞けました。

田中奈緒子8

大地の芸術祭2015では、
奴奈川キャンパスにあった作品。

場所が変わるとイメージも変わるようです。

歪められた椅子は、
粘土で作られたんですね。

小さい椅子を曲げたのかと思ってました(笑)


HomeMade LandScape @ 農舞台 【2016冬企画展】


まつだい「農舞台」ギャラリー
2016冬企画展
「HomeMade LandScape」
池田光宏展

農舞台1

農舞台2

お得なチケットセットがありました。

農舞台3


農舞台4

【by the Window / バイ ザ ウィンドウ】

建物の窓に人影の映像を映し出す作品、
の映像をつないだもの。

これは街で作品を見ている人も出てきますね。


農舞台5

農舞台6

【Blue Moment / ブルーモメント】

蛍光色で描かれた絵に、
光を当てることによりイメージを変化させます。

変化する過程がおもしろいですね。


農舞台7

【Giggling / ギグリング】

実際の家のドアに旗のようなものをかけると、
風で揺れます。

これにアフレコで笑い声が付いてます。


農舞台8

農舞台9

【Hide and Seek / ハイドアンドシーク】

画面が三つあり、
生物が奇妙な動きをしています。

どうやって撮っているのでしょうか。


農舞台10

【青葉食堂】

個人の家の夕食のメニューを、
玄関の黒板に書いて下げてもらうプロジェクト。

どんな人が住んでるか想像するようです。

コミュニケーションにもなり、
コミュニティが広がるようです。


ホームメイドランドスケープは、
手作りの風景ということで、
これは里山のことでしょう。

人の手が入っている自然ですね。

その中で今までの活動を紹介する展示会になっています。

雪の中で様々なものが見え隠れする、
ということと重ねているようです。

未知の気配を想像する作品です。



農舞台11


もぐらの館 2015【大地の芸術祭2015】


前回人気だった「もぐらの館」が、
今回も新作が入って登場しましたね。

もぐらの館1

駐車場は一緒ですが、
入り口が裏側に変わっていました。

駐車場があるグラウンド側ですね。

入りやすい。

「エントランスゲート泥だんご」は、
日置拓人+本田匠さんです。


もぐらの館2

【T285】MABU(光ノ境界)
中里和人

素掘りのトンネル(間府)のスライドショー。


もぐらの館3

【T284】もぐらの散歩道
日置拓人+本田匠

前回よりもパワーアップ。

石垣になったり、
天井には十日町ならではの布がかかっています。


もぐらの館4

【T287】landscape
阿曽藍人

土を焼くと温度によって変化し、
土によっても変わってくるようです。


もぐらの館5

【T290】祈りから生まれた土の造形
日暮雄一

土のかまくらの中で、
土のモスクを写真で紹介。


もぐらの館6

【T288】日陰棚~土からの染め色の心地
星名康弘

撚糸で使われた道具「トンボ」に、
土による絞り染めの布を巻いてます。

廊下の布もこれですね。


もぐらの館7

【T285】MABU(光ノ境界)
中里和人

階段にあったものはスライド。

こちらは写真で前回の作品に近いですね。


もぐらの館8

【T289】原子へと続く道
佐藤香

キナーレで見た作品かな。

下条で採取した土に接着剤を混ぜて作ったアート。

土の色は多彩ですね。


もぐらの館9

【T283】風還元「球体01」
大平和正

グラウンドの作品とは、
対をなしているようですね。

こちらは小さくて、焼いた土で、彫りのある球体。


もぐらの館10

【T291】土壌モノリス-日本の土・1万年のプロフィール
海老江重光

砂や岩などが、
時間をかけて土になっていくんですね。


もぐらの館11

【T286】泥枯山水階段
木村謙一

土を使った山水画を立体的に表現。


もぐらの館12

【T259】ブラック・ボックス
内田鋼一

前回のブラックボックスが玄関にありました。


もぐらの館13

体育館には休憩所かな。


もぐらの館14

グラウンドの大きな球体は、
「風還元」ですね。

こちらは大きくて、生の土で、球体ということです。


受付の茅葺小屋もいいですね。

もぐらの館15



野外舞踏公演「空の底」【大地の芸術祭2015】


「星が綺麗だ」

坪野のイベントを見てきました。

途中からですが。


野外舞踏公演「空の底」

岩間賢


遅れて19:30くらいに到着すると、
なかなか見る場所がなくて大変です。

駐車場もいっぱいでしたが、
会場もたくさんの人。

坪野野外舞踏公演1

坪野野外舞踏公演2

演奏に合わせての踊り。

歌も入ります。

坪野野外舞踏公演3

坪野野外舞踏公演4

奥の方や、
斜面を利用して表現。

坪野集落を使っての作品ですね。

坪野野外舞踏公演5

途中で演者自ら解説。

というか、
見る場所によっては見えませんので、
見えないお客さんに対して何をしているかを説明。

表現の解説ではありません。(笑)

坪野野外舞踏公演6

最後はみんなで踊って、
写真を撮って終了。


途中から見たのと、
前に人がいてほとんど見えなかったこともあり、
よくわかりませんでした。

しかし、
斜面を耕す仕草や、
歌に坪野や湯本の温泉がでてきたり、
地域性あふれる作品だと思います。

現代アートは説明されないとわからないものが多いですよね。

斜面を耕すときに、
「星が綺麗だ」
その言葉で空を見上げると、
ホントに綺麗な星空。

空も大地も使っての公演。

これが大地の芸術祭ですね。


帰りは演者や岩間さんが駐車場まで誘導してお見送り。

すばらしい。

坪野野外舞踏公演7


うぶすなの家 【大地の芸術祭2015】


先日うぶすなの家に行ってきました。

もはや説明不要の人気スポット。

うぶすなの家1

うぶすなの家2

ツアーバスが来たり、
北川フラムさんがいたり、
接客も主力を揃えているんでしょうか。

混む前に早めに行こうと、
11:00過ぎくらいに行ったら混んでました。

ミステリーツアーと重なったみたいで、
ランチ食べない人が結構いました。

うぶすなの家3

座敷には器がありますが、
金属のように見えますね。

2階の作品も含めて、
【T282】「日常のおもてうら」安藤雅信
だと思います。

うぶすなの家5

うぶすなの家6


この期間中のランチは、
うぶすな定食の一択なのでしょうか。
(1600円)

うぶすなの家7

囲炉裏でいただきました。

ポークソテーに、
やたらがかかってる感じでしょうか。

値段が高い気がしますが場所代ですね。


今回初めて囲炉裏で食べましたが、
囲炉裏は靴を脱いでお上がりください。

知りませんでした。

すいません。

うぶすなの家8