日別アーカイブ: 2014年10月14日

比叡山延暦寺 根本中堂(総本堂)


比叡山延暦寺の総本堂、
「根本中堂」。

根本中堂1

朝から団体さんがどんどんやってきます。

靴を脱いで中に入りましょう。

撮影禁止。

根本中堂3

中庭の周りを回って中へ。

団体さんのために、
お寺さんが説明してくれてるのを聞いてました。


最澄が788年に開いてから、
何度か消失したりしてます。

現存するものは、
徳川家光の時代に建てられたものです。

76本の大きな欅の柱は、
各大名から持って来させたみたいですね。


建物内は中堂造りと言って、
内陣、中陣、外陣に分かれてます。

内側の内陣は薬師如来があり、
土間になっていて修行の場ですね。

「不滅の法灯」と言われる灯籠があり、
1200年間ずっと灯を消さないようにがんばったみたいです。

ちなみに油を断つを事を、
「油断」
と言います。

内陣は中陣よりも3mくらい低くなってます。

このため、
薬師如来、不滅の法灯が中陣の参拝者と同じ高さになり、
下には修業してる僧侶がいる、
という構図になります。


天井には花の絵がたくさん描かれています。

これは献花の意味があり、
枯れることなく常にたくさんの花が捧げられているんですね。


ここは来てよかった。

造りがいいね。

根本中堂2