比叡山延暦寺の総本堂、
「根本中堂」。
朝から団体さんがどんどんやってきます。
靴を脱いで中に入りましょう。
撮影禁止。
中庭の周りを回って中へ。
団体さんのために、
お寺さんが説明してくれてるのを聞いてました。
最澄が788年に開いてから、
何度か消失したりしてます。
現存するものは、
徳川家光の時代に建てられたものです。
76本の大きな欅の柱は、
各大名から持って来させたみたいですね。
建物内は中堂造りと言って、
内陣、中陣、外陣に分かれてます。
内側の内陣は薬師如来があり、
土間になっていて修行の場ですね。
「不滅の法灯」と言われる灯籠があり、
1200年間ずっと灯を消さないようにがんばったみたいです。
ちなみに油を断つを事を、
「油断」
と言います。
内陣は中陣よりも3mくらい低くなってます。
このため、
薬師如来、不滅の法灯が中陣の参拝者と同じ高さになり、
下には修業してる僧侶がいる、
という構図になります。
天井には花の絵がたくさん描かれています。
これは献花の意味があり、
枯れることなく常にたくさんの花が捧げられているんですね。
ここは来てよかった。
造りがいいね。