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kazunori Murayama について

松之山温泉山の森のホテルふくずみネット担当者。

トロノキファーム代表 阿久澤剛樹さんの話 2022年末


観光協会松之山支部の理事会で、
阿久澤さんの講演がありました。


棚田が好きで、
二拠点生活からの移住。

儀明の棚田をやってるみたいですね。

宿泊業と農業。

この二つをやっていると、
そこのギャップをどうするかの話になりますね。

棚田を写真に撮っているカメラマンがいますが、
その写真が撮れるのは棚田を作ってる人がいるから。

棚田を観光資源として見ている宿泊業者がいますが、
その棚田が見れるのは棚田を作ってる人がいるから。

じゃあわかるよねってことで、
その先は言いませんでしたけど、
今後はその先の議論になるでしょう。


観光と暮らしという話がありました。

棚田のある生活。

お金を払って稲刈りをする。

労働ではなく体験。

見えないものが見えてくる可能性がありますよね。

視点というか気づきというか。

その辺りは、
おてつたびと近いかも。

何日か滞在して、
旅行とは違うものが見えてくるかもしれませんね。


M-1グランプリ 2022 決勝進出9組決定


M-1決勝進出9組が決定。


真空ジェシカ(2年連続2回目)

ロングコートダディ(2年連続2回目)

ウエストランド(2年ぶり2回目)

さや香(5年ぶり2回目)

ダイヤモンド(初)

ヨネダ2000(初)

男性ブランコ(初)

キュウ(初)

カベポスター(初)


残ってほしい組が結構残ってる。

と言いながらオズワルドが落ちてるのか。

本命は真空ジェシカになるのかな。

ABC獲ったカベポスター、さや香辺りが対抗。

あとはコント師の世界観や展開に期待。

ヨネダ2000は、
2009年ハリセンボン以来の女性コンビ決勝進出。


敗者復活はどうなるでしょうか。


メタバースとウェルビーイングについての考察 2022年末


CHANGE to HOPE 2022
というイベントが行われて、
動画が限定公開されていました。

全部は見てないですが、
いくつか見た中でおもしろかったのが、
メタバースとウェルビーイング。

石川善樹さんの話ですね。

ウェルビーイングは、
幸せとか健康とか満たされていることみたいです。


「いろいろな居場所があった方がいい」

その中の一つがメタバースであることはいいこと。

なんならいくつかのメタバースに居場所を作った方がいいかも。


「いろいろな人格があった方がいい」

これはもう分人ですね。

ツイッターの別垢もそうで、
そのコミュニティごとに分人がいる状態。


「居心地が良すぎる場所はダメ」

いろいろな居場所があった方がいいので、
一つの場所にとどまってしまうのはどうなのかと。

多様性も損なわれるのかな。

分人もできない。


「絶望した人が希望を感じる」

メタバースに希望を求める人は、
絶望しているのではないか。

リア充なビジネスマンはメタバースからいなくなり、
一縷の望みでベンチャーががんばるのか。

あと廃人ゲーマー。


IBMの入社式の話はちょっと聞いたことがあります。

家族が参加する話はおもしろいですね。


あとは医療分野ですよね。

動けない人が、
メタバース上では走ったりできるわけで。

認知症にもいいとか。


別荘を持ってる人とか、
多拠点生活の人とか、
幸せを感じやすいんでしょうね。

その延長線上で、
メタバースってなかなかおもしろいかなと。



本を読む人とファスト映画を観る人についての考察 2022


原作とドラマの違いとか、
本を読む人と読まない人の違いとか、
その辺を最近は考えていたりします。

そしたらロザンの楽屋で、
「動画を早送りで観る人」
がやっていました。


原作を縮めないとドラマに入らないと思っていました。

ダヴィンチコードでも話したかもしれませんが、
途中が飛ばされてるわけです。

映画ね。

で、
原作知ってる人は、
なんじゃこりゃになると。


ファスト映画はどうなのか。

物語の内容が速くわかって便利。

これは情報としてとらえるってこと。

倍速視聴はわかるけど、
飛ばし視聴はダメでしょ。

ダヴィンチコードになるから。


作り手の意図を飛ばしていって、
あらすじだけになるんでしょう。

でも、
作り手が合わせることがあるって話も。

わかりにくいからセリフを足すとか。

おもしろいよりもわかりやすい。

これはどうなんかな。

テレビがおもしろくなくなったに近いかな。


昔は、
この本はおもしろくないといいずらかった。

理解できないと思われるってこと。

最近は、
「おもしろい」というのは背負ってしまうので、
「おもしろくない」と言いやすいらしい。

難しい本と、おもしろい本は別というか、
理解できないけどおもしろいはあるかも。


セリフナシで見つめ合うとか、
行間が読めないとか、
この辺りがいいですね。

ツイッターで反論がおかしい人っていると思いますが、
わざとやってるパターンもあるでしょう。

釣りですね。

ただ、
ホントに勘違いというか、
コンテキストを共有していない人に対しては、
全部説明しないとわかりませんよね。

学力のレベルが下がるって言ってましたが、
ホリエモンも文章が読めない人が多いって言ってました。

だから動画で説明するって。

読解力のない人が、
勝手に勘違いして、
思いこんでいってしまう。

それはあなたの意見ですよね。

私は違います。


これはね~

完全に私のことですね。

昔から言ってますが、
作者の意図がわからない。

多分、
本を読んでこなかったのはあるでしょう。


64(ロクヨン)をaudibleで聴いて考えを改めさせられた読書についての考察


64(ロクヨン)

著者 横山秀夫


オーディブルで聴きました。

おもしろいですね。

昭和64年の事件が関係する刑事もの。

見てないけど映画で知って、
オーディブルで見つけた。


地元の記者達が、
地元が悪く言われるのが悔しい、
って辺りがいいですね。

刑務部と刑事部であったり、
地元と東京であったり、
派閥というかコミュニティというか、
ポジションによって考え方があり、
その描き方がおもしろい。


前まで、
ミステリやサスペンスは大どんでん返しがおもしろい、
と思ってましたが、
もはやあらすじとかではないなと思い始めました。

当然あらすじはおもしろいけど、
その流れの中で各々どう考えるか。

私は小説の読み方を勘違いしていたのではないかと。


漫才やコントで伏線回収の評価が高すぎる、
って感じのことを何かで見ました。

人それぞれ評価のポイントは違って当然ですが、
オチがないとダメとか、
大どんでん返しがないからダメとか、
だけではなく、
本もあらすじだけではないと。


もはやいいわけですが、
犯人を覚えてません。




【WEEKLY OCHIAI】けしからん日本


けしからん日本

登大遊
落合陽一


おもしろかったですね。

基本的に、
イノベーションのジレンマかなと思いました。


鼻歌を歌いながらできること、
じゃないと続かない。

これはサンキュータツオさんの、
「苦じゃないことが仕事になる可能性」
に近いですね。

ただ、
並列でできることってやはりあって、
個人的にはオーディオブックかなと思います。

単純作業はおもしろくないかもしれませんが、
オーディオブックが聴けるのであれば、
ほとんど苦ではないでしょう。


コミュニティの話が出てましたね。

ロザンの楽屋で「ぬるま湯」の話もありましたが、
違うコミュニティに行くことはないのか、
に対して、
「けしからんコミュニティをやっつけに行く」
っておもしろい。

内側から変えるってこと。


日本は非効率であり、
無駄を積み重ねてきた。

この辺りのバランスが難しいですね。

一見無駄に見えるようなことをやった方がいい。

それが、
イノベーションに繋がってきた歴史があるわけですね。


研究者の考えが半透明っていうところ。

これを言語化、見える化してしまうのは、
非効率になる可能性がある。

この辺りも難しい。

暗黙知だと思うんですけど、
これを他者と共有するには言語化が必要。

しかし、
頻繁にやる必要はなく、
しばらく放っておいた方がいいと。


けしからんって言ってるのは、
ゼロリスクの人だったんですね。

それに対して、
登さんがけしからんと思っているってこと。


宮部みゆき「ソロモンの偽証」を見比べてみた


まずオーディブルで聴きまして。

いや、
その前にWOWOWのドラマの第1話を見まして。

見てる時間がないなと思っていたら、
オーディブルにあるじゃんと思いまして。

で、
オーディブルで原作全6冊聴いてから、
WOWOWドラマ全8話見て、
映画版前後編を見ました。


オーディブルで最初聴いてたら、
ドラマの第1話と全然違うじゃんってなりましたね。

第一発見者が違うってすごくないですか。

だいたい原作が長くて、
映画2時間じゃ無理だろってよくある話。

ダヴィンチコードとか。

なので、
途中飛ばすしかない。

原作は音読約78時間分、
ドラマは約7時間、
映画は約4.5時間。

原作の、
どの部分を見てもらいたいのか、
主張したいのか。

これが監督によって違うわけですね。


ドラマは、
モリリン事件が丸々ないのがすごいね。

そして全然調べてないのに、
すぐに裁判が始まる。

そこで気づいたんですが、
高校生じゃんとか、
夏じゃなくて春のうちにやるのかとか、
設定がそもそも違うんですね。

確かに、
中学生メインのドラマって難しいんでしょうね。

無名の俳優でほとんどやらないといけないし。

なので、
原作の学生を減らして、
主役級と大人に時間を使う感じですね。

まあ、柏木兄と一緒にみんなでいたとことか、
制服じゃなかったら同級生みたいになってたけど。


映画は、
モリリン事件が出てきてて、
間に合うのかって思ってたら、
あれもこれも入れてきてて、
ドラマ見てから映画見るとすごいですよ。

時間が短いのに、
ほぼ原作の設定でいくとは。

ただ、
ドラマで出てきた柏木兄が省かれてた。

理科準備室の場面や、
暴行事件の被害者の証言もなかったかな。

ドラマはこの辺りをちょっと変えてやってた。


ただ、
やはり大きいのは、
ドラマも映画も野田が空気になっていた。

主役級の生徒。

両方ともここをバッサリ切ってるんですね。

野田事件もないし、
最後の反対尋問も当然やらない。

まあしょうがないね。

藤野、神原を中心にしてるので。

あと、
柏木と神原の関係性があんまり出てこなかった。

原作もあんまり出てこなかったか。

ドラマは、
回想シーンで笑い合ってたとこがでてたけど。

ここ重要でしょ。

そもそも、
両方とも柏木の人間性があまり描かれてないかな。

演劇部の話とか。

映画は兄も美術の先生も出てこない。

その分、
藤野が証言するのか。


原作では個性的な学生がいっぱいいるけど、
ほぼカット。

そんな中、
映画の松子役が良かった。

塚地さんとの食事シーンは笑える。

あれがあるからこそ悲しいんですよ。

ドラマの松子と似てると思ったけど、
なんと同一人物。

はまり役だわ。

この松子が使いたいから、
ドラマでは設定を高校生にしたのか。


まあとにかく、
登場人物を減らして、
その役を誰かがやる感じですね。

モリリンが藤野を叩いたときは驚いたね。

お前が叩くんかい。



【WEEKLY OCHIAI】人工生命と環世界と本当の意味でのメタバース


人工生命と環世界と
本当の意味でのメタバース

池上高志
落合陽一


人工知能はトップダウン、
人工生命はボトムアップ。

人工生命(Artificial life)はALifeと言われるみたい。


ペッパー君は予定調和ではなく、
質問に答えない場合がある。

すごいらしいですね。

それでいいのかどうか。


音楽の音の研究と、
言語の音の研究は違う。

コンテキストがあるかどうか。

シニフィアンシニフィエか。

サピア・ウォーフの仮説か。


猿真似とか、
オオカミに育てられた子とか、
人間がチンパンジーを育てるとか、
あの辺りはおもしろいですね。

オルタ3には模倣から始めて、
そこに心が宿るのか。

コミュニケーションすることにより、
心が宿るのではないか。


環世界のアンラーニングをするには。

苦手なことをする。

苦手なので時間がかかる。

これにより、
環世界を壊して違う環とつながるのではないかと。

全然違ったとこに、
飛び出さないといけません。

これは旅ですね。

違った文化に触れる。


メタバースはALife。

生命はメタバースであるということ。

そして、
反実仮想することが、
心を耕すことである。

この辺りは日本文学ですね。


落合さんの〆の言葉は、
前回私が書いた〆みたいになってましたね(笑)。

全体的に、
個人的にはコミュニティの話かなと思ってましたが、
二人からコミュニティという言葉が出てきませんでした。

多分。

私の認識とずれてるかもしれませんね。

環世界ってコミュニティごとにあると思いますし、
言語もそうですよね。

そして、
コンテキストが共有されているかどうか。

それをぶち壊して、
違うとこと繋げていけるかどうか。



大学に行く理由論についての考察


東京ポッド許可局で、
「大学に行く理由論」がやってました。

東京に行きたかったとか、
週刊プロレスを読んでいたとか。

基本的に、
勉強したくない人はいっぱいいると思います。

ただ、
大学時代が今を支えている、
という話。

好きな物を吸収する時期である。

サンキュータツオさん曰く、
やりたいことではなく、
やってて苦じゃないことを見つける、
それは仕事になる。


1. 地元から出る

やはり田舎の人は、
都会に行ってみたいと思うかな。

あと、
一人暮らしをしたいとか。

まあこの辺りは大学に行かなくてもいいか。


2. 好きなことを学べる

専門学校でもいいんだろうけど、
教養から幅広くいって、
最終的に専門的になっていく。

おそらく幅広く知識があった方が、
専門的な理解や新しいものを生み出したりできそう。


3. 友人関係

大学にはいろいろな人がいますよね。

出身がまず違うので、
方言や文化が違う。

ただ、
学力で大学が分かれるので、
似たような考えというか、
同じような人が集まってしまう可能性もあり。

東大行く人は、
親が東大出身とか、
家庭環境から違いそう。


4. 時間がある

大学生ってお金はないけど、
時間はあるんですよね。

何していいかわかんないくらいの時間。

まあ勉強しろって話ですけど、
自由すぎるRPGみたいな感じですね。

もはやセカンドライフやメタバース的な感じか。

ここで、
プロレスが好きな人は週刊プロレスを読んだり、
映画が好きな人は映画をいっぱい見たり、
サッカーが好きな人はサッカーを見たりすると。

それが、
その後の人生に影響を与えるわけですね。

そう考えると、
大学時代に好きなことをやるためには、
その前の段階で好きなことがないといけなくなる。

ない人は、
大学時代にいろんなことをやってみるってことになりますね。

そのための時間。


鹿島さんが、
冒険は社会に役立つのか、
って話を前にもしていました。

今回は、
就職面接のための社会奉仕活動。

それは社会貢献なのか。

役に立つ、
役に立たない、
っていう軸はあるんだろうけど、
それだけではないだろうと。

無駄を楽しむ、
って話をしていました。

個人的には無駄なことなんか、
ないと思っています。

若いころに使った、
お金と時間が、
その人を形作ると思います。

若いころに聴いていた音楽を、
その後も聴き続けるし、
歌い続けるわけです。

その時代、
その時間を共有していた友人は、
その後も友人であり、
久々に会ってもおそらく変わらないでしょう。



R-1グランプリ 2022


R-1グランプリ 2022

審査員

陣内智則
バカリズム
小藪千豊
マヂラブ野田
ハリウッドザコシショウ


1stステージ

ZAZY 464
お見送り芸人しんいち 463
吉住 463
金の国 渡部おにぎり 463
サツマカワRPG 459
寺田寛明 451
kento fukaya 449
Yes!アキト 447

2位の投票
しんいち 3
吉住 2
おにぎり 0


kentoさんの看板みたいなフリップすごいね。

めくる+回す。

バカリズムさんのコメントもなるほどと。

自分以外の要因が大きすぎる。

全部自分で考えたんだろうけど、
演者としての要素が少ないってことか。

紙をめくって自分でしゃべるというとこから、
さらにいろいろ使ってるわけで、
今後エスカレートしそうなところに、
警鐘を鳴らす感じ。

こういう流れってあるんでしょうね。

ギャグを連発して終わるパターンでは、
おもしろいけど評価は低い。

この辺りは共通認識っぽい。

バカリズムさんは、
装置を使う芸よりも身体を張ってる分、
上にいってるのかも。

つまり、
ショーレースとしては、
こういうのが評価される、
ってなってるんでしょうね。

なので、
なんでもありのおもしろければいい、
っていうのは劇場で見てくれってこと。


しんいちさんは、
あるあるのいじる系の歌。

最後はお客さんもいじるっていう、
ウーマンラッシュアワーみたいなオチ。

おもしろいし、
途中変化もあり。


アキトさんは、
ギャグ連発。

おもしろいけど、
通してのオチがないのかな。

ここが評価のポイントでしょう。

追いギャグ禁止がおもしろい。


吉住さんは、
社会風刺をきかせたネタ。

キャラ+オチもあり。


サツマカワさんは、
部活が忙しい人への告白。

オチを期待させる感じだけど、
もうちょいなのかな。


ZAZYさんは、
フリップではなく、
大画面とPCを使ったもの。

基本的に紙の代わりに画面になった。

これにより、
めくるスピードが圧倒的に速い。

分割もあり。

最後は歌。


寺田さんは、
シンプルにフリップ。

ここもやはり大オチがないのかな。


おにぎりさんは、
トンビに捕まえられて飛んでいる世界観。

オチがよくわからないんですが、
Aqua Timezをあんまり知らないからかな。


Finalステージ

しんいち 3
(ザコシショウ、野田、バカリズム)
ZAZY 2
(陣内、小藪)


個人的にはZAZYかな。

しんいちさんの、
小学生の漫才も良かったけど。


昨年の、
時間がない的なノリから始まって、
今回はコメントもちゃんと拾えてて良かった。

霜降りのラジオが楽しみですね。