越後妻有里山現代美術館[キナーレ]
2016冬企画展
「物質の夢想」
田中奈緒子
キナーレの受付のところにあります。
3点です。
「未来の投影 - 椅子たち」
小さな歪められた椅子。
自由であるはずの子供の、
物理的な圧力ではなく、
社会による内面からの歪みを表現。
希望に疑問を持ち、
未来とは圧力であるということ。
「未来の投影 - 教室」
廃校の小学校の記憶が忘れ去られていく。
地面は過去の記憶から成り立っていて、
そこに沈み込んでいくということ。
しかし、
ひとたび本を開くとそこから過去の記憶が蘇り、
浮かび上がってくる!
「ゆきの故郷」
冬の出稼ぎの記憶。
雪の様に消えていく記憶を、
光と影で表現。
光の場所によって影の形が変わります。
キナーレは「物質の夢想」です。 pic.twitter.com/aq8O6nFzaf
— 松之山温泉 山の森のホテル ふくずみ (@onsen_fukuzumi) 2016, 1月 30
初日は作家の田中奈緒子さんの解説が聞けました。
大地の芸術祭2015では、
奴奈川キャンパスにあった作品。
場所が変わるとイメージも変わるようです。
歪められた椅子は、
粘土で作られたんですね。
小さい椅子を曲げたのかと思ってました(笑)