日本遺産シンポジウム
十日町市
越後妻有文化ホール
段十ろう
十日町市のストーリー、
丁野朗氏の基調講演、
石川県小松市の事例、
福井県小浜市の事例、
そしてパネルディスカッション。
十日町市の日本遺産は、
「信濃川流域の火焔型土器と雪国文化」
「究極の雪国とおかまち」
と2つあります。
国宝とか文化財とかは保存がメインだったわけですが、
日本遺産は活用を重視するということみたいです。
確かに、
保存するにはお金がかかるし、
人材育成、伝承、環境整備、
って大変ですもんね。
活用して地域経済を活性化することにより、
保存に繋がるってことでしょう。
文化観光がメインテーマですが、
文化にもいろいろありますね。
食や産業が地域の文化になっています。
小松市の巨大重機とか見に行きたいし、
小浜市の流通の拠点も見たいですね。
文化財に泊まったり、
そこで地産地消レストランとか。
イベントとかもよくありますよね。
将棋の電王戦はいろんなとこでやってましたし、
漫才もマイクがあればできます。
松之山もジャズを、
地炉や薬師堂でやってましたし、
美人林でコンサートやダイニング。
お金が結構かかることもありますが、
お客さんもわかりますよね。
ESGもそうですが、
理解してくれてる人が来る。
滝澤さんがやっている織物体験はいいですね。
どれくらいコストがかかるのかわかりませんが、
旅行者がすぐにパッと行ってできるかどうか。
それこそ、
2日かかりでやったり、
染物も何日かかかったりして、
滞在してもらい、
その土地に住む疑似体験になる。
最後にコーディネーター渡辺さんが、
妻有の意味を話していました。
よく言われているのが「どん詰まり」。
ただ、
始まりでもあり終りでもあり、
シルクロードもそうだけど、
そこには文化が詰まっている。
その文化を発信していこうってこと。