雪国観光圏のフォーラム、
雪国未来会議2015が小出でありました。
対談とパネルディスカッション。
対談はほぼ歴史についてですね。
この地域の様々な歴史。
私は歴史が好きなので、
これはおもしろかった。
世界的な古代文明は何千年とかいうけど、
この地域でも5000年だか1万年前の土器や石器が見つかっているらしい。
雪がたくさん降っていたのかはわかりませんが。
そして、
江戸時代には北越雪譜、秋山紀行で当時の風土が残されています。
雪の活用がいいですよね。
雪があるから谷もなくなり、
平らになってそりで重いものも運べる。
十日町の雪まつりもそうですが、
雪像文化があるんですね。
これも新潟特有の湿った雪のおかげ。
粉雪は固まらないからね。
これを「温かい雪」というらしい。
なるほど。
やはり芸術推しですね。
パネルディスカッションは、
動画がよかった。
話はほとんどの人が、
質問とは違う回答というか、
話したいことをしゃべる場になってた(笑)。
会場の質問の多くが、
コンテンツの発信についてだったらしい。
何を発信するのか、
どうやって発信するのかってことなのかな。
発信について、
登壇者に訊くのはどうかなと。
多分わからないと思うし、
それは観光に携わるものがやることで、
会場にいる方がやることでしょう。
研究者がやる発信は、
消費者にではなく、
まずはこの場の観光関連の方々への情報提供。
この情報提供をしない、
というかこういう場に出てこない研究者が多いと嘆いていたけど、
なかなかできないと思う。
よい食材は、よい料理人によって、
初めて美食になる。
さて、
よい食材はそろいましたね。